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問わず語りの神田伯山 2026年10月9日放送回

目次のサイト > 要約ページ > ラジオ要約 > 問わず語りの神田伯山 > 問わず語りの神田伯山 2026年10月9日放送回

番組概要

『問わず語りの神田伯山』は、TBSラジオで毎週金曜日の21:30 – 22:00(JST)に放送されているラジオ番組。2017年4月に放送を開始した。(引用:wikipedia)

radiko

※本ページはプロモーションが含まれています。

問わず語りの神田伯山 2026年10月9日放送回の要約

■ この回の聴きどころ

  1. わが子に「お父さんの芸は渋い」と言われた伯山さんが、小学生10人のミニ寄席で子ども向けの講談を試すことに
  2. 名作『荒大名の茶の湯』を子どもにどう伝えるか、講談師ならではのネタえらびと作り直しの悩み
  3. 小学校で26年も文楽を教える竹本織太夫さんへの尊敬と、後援者がいない自分へのぼやき

■ 番組の基本情報
・放送:TBSラジオ 金曜 21:30〜
・出演:神田伯山
・聴き逃し配信:radikoのタイムフリーで10月16日まで(エリアフリーはプレミアム会員)

(目次)

■ 内容のまとめ

目次

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  • オープニング:番組は10年目に突入、記念イベントのかわりに「子ども10人限定のミニ寄席」
  • 笑い屋・重藤さんの体調:咳をしながら笑い続けていたわけ
  • 静岡での一門会:「午前中に小学生100人へ講談を」というお願い
  • 弟子たちの学校寄席:『鬼滅の刃』ふうの工夫に負けられない
  • わが子の本音:「お父さんの芸は渋い」とミニ寄席に反対
  • ネタえらび:テンポで笑わせる『違袖の音吉』と、作り直しに悩む『荒大名の茶の湯』
  • 学習指導要領に講談を:「国語、算数、理科、講談」の夢
  • 師匠が語る伯山さん:テレビ東京『DOORS~人生の鍵をくれた人~』の告知
  • 文楽・竹本織太夫さん:小学校で26年続く文楽の授業
  • 後援者(旦那)がうらやましい:バレンタインのチョコに重ねたぼやき
  • エンディング:メッセージの募集と過去の放送の聴き方

オープニング:番組は10年目に突入、記念イベントのかわりに「子ども10人限定のミニ寄席」

2017年4月に始まったこの番組が、気づけば10年目に入っていたと伯山さんが報告しました。ただ、10周年を祝うイベントは今のところ予定がないそうです。そのかわりに、ある事情から子どもたち10人だけを招くミニ寄席を開くことにしたと切り出し、その理由をじっくり語っていく回になりました。

笑い屋・重藤さんの体調:咳をしながら笑い続けていたわけ

本題の前に話題になったのは、スタジオで笑ってくれる「笑い屋」の重藤さんの体調です。最近ずっと咳をしながら笑っていた重藤さんは、クリニックで食道がんの可能性を言われたものの、再検査で心配はないと分かり、今は薬を飲んでいるそうです。

伯山さんは、死んでもラッパを離さなかった木口小平の話や『四谷怪談』の民谷伊右衛門を持ち出して、「首が飛んでも笑ってみせる精神」と冗談まじりにいじります。そのうえで、ずっと心配していたと本音をもらし、リスナーにも検査を受けるようすすめていました。

静岡での一門会:「午前中に小学生100人へ講談を」というお願い

伯山さんの一門には今、梅之丞さん・青之丞さん・若之丞さん・登代松さんの4人の弟子がいます。毎年8月に静岡のお化け屋敷へ行くのに合わせて、可睡斎というお寺で一門会を開き、さらに静岡で大きな一門会も行う計画が進んでいるそうです。

その主催者から、まだ決定ではないものの、午前中に子どもたち100人ほどに向けて講談をしてほしいと頼まれました。伯山さんが小学校や中学校、高校を回っていたのは7〜8年前が最後で、伯山の名前を継いでからは子どもの前で読んでいないため、「足が震える」と不安を口にします。

弟子たちの学校寄席:『鬼滅の刃』ふうの工夫に負けられない

いっぽう弟子の梅之丞さんや青之丞さんは、伯山さんとは別に学校で子ども向けの講談をしていて、「評判がいいかもしれません」と自信を見せているそうです。武将の和田平助の話でウケたと聞いて首をかしげつつ、最初に『鬼滅の刃』っぽいポーズを入れるような工夫を「小賢しい」とぼやき、対抗心をのぞかせました。相撲の話『越の海』では、痛がる場面を子ども向けに何度もくり返して笑いを取っているそうです。

さらに伯山さんには、松之丞時代に学校寄席で子どもたちを大笑いさせ、師匠の神田松鯉さん(人間国宝・84歳)に新宿末廣亭の楽屋で「あれは才能だ」と驚かれた過去があります。そばにいた落語家の柳亭小痴楽さんに「それは褒めじゃない」とオチをつけられた話も披露しました。弟子たちもその話を聞いているので、師匠はさぞウケるはずと思われ、ハードルが上がってしまっているそうです。

わが子の本音:「お父さんの芸は渋い」とミニ寄席に反対

そこで考えたのが、小学校低学年の自分の子どもと、その友だちを合わせた10人ほどを呼び、本番の前に実戦形式で試してみるミニ寄席です。会社の社長でもある奥さんと相談して決めましたが、当のお子さんに話すと、思わぬ反応が返ってきました。

「だってお父さん、芸、渋いでしょ」(伯山さんが紹介したお子さんの言葉)

伯山さんの講談を一度も聴いたことがないのに「渋い」と言うお子さんは、友だちにウケなかったら関係にひびが入るのが心配なのだそうです。実は1〜2年前まで伯山さんをYouTuberだと思っていて、師匠の松鯉さんのことも「YouTuberの元祖」のように思いこんでいたというエピソードも飛び出しました。最後は「おいしいお菓子を持っていく」という約束で、なんとか納得してもらえたそうです。

ネタえらび:テンポで笑わせる『違袖の音吉』と、作り直しに悩む『荒大名の茶の湯』

何を読むかも大きな悩みです。7〜8年前に子どもたちに大ウケしたのは、12歳ほどの少年が大人を相手に威勢よく啖呵を切る『違袖の音吉』【要確認:演目名の表記】。話の中身は分からなくても、リズムのいい言葉の連続が子どもたちに受けたそうです。

もう一つの候補が、通称『荒茶』と呼ばれる『荒大名の茶の湯』です。徳川家康の家臣・本多正純が、加藤清正ら7人の荒大名を茶室に招き、お茶の作法を知らない大名たちが細川忠興のまねをして、くしゃみや鼻水まで真似してしまうというお話です。関ヶ原の戦いにつながる歴史の背景まで語るか、思い切って「お茶に鼻水が入る話」にしぼるか、子どもの前で試してみないと分からないと悩んでいました。
最後に人気投票をしたら弟子たちにばかり手が挙がり、自分にはわが子だけが情けで手を挙げるのでは……と、弱気な想像も止まりませんでした。

♪ Bohemian Rhapsody/Queen

学習指導要領に講談を:「国語、算数、理科、講談」の夢

話は学校教育にも広がります。小学校の学習指導要領には、能・狂言・人形浄瑠璃・歌舞伎・落語を鑑賞しようと書かれていて、2008年ごろの指導要領の「我が国の音楽」には常磐津や義太夫も入っているのに、講談は入っていないと伯山さんは悔しがります。講談師を増やし、いつか講釈場を建てるためにも、子どもたちが講談にふれる機会を増やしたいという思いがあるそうです。

教科書用のCDに『ごんぎつね』の音声を吹き込み、教科書に載ったこともあることから「もうリーチがかかっている」と力説しました。齋藤孝さんの『声に出して読みたい日本語』のように、子どもが声に出して覚えるのに講談はぴったりだとアイデアをふくらませ、弟子のほうが学校寄席に向いていれば自分は前座で上がってもいいとまで話します。わが子の信用に弟子たちや奥さんの目も加わり、「10人の会でプレッシャーがかかりすぎ」と笑わせて前半を締めました。

師匠が語る伯山さん:テレビ東京『DOORS~人生の鍵をくれた人~』の告知

CM明けには、師匠の神田松鯉さんが前座時代の伯山さんについて語るテレビ東京の番組『DOORS~人生の鍵をくれた人~』が、この日の夜23時58分から放送されると告知しました。以前この番組でも話した、松鯉さんがメイクさんに「シミやシワを消さないで」とお願いしていたという話も添えて、ラジオで話した内容と実際の放送を見くらべてほしいと呼びかけています。

文楽・竹本織太夫さん:小学校で26年続く文楽の授業

子どもへの教育を考える中で、伯山さんが「先輩は偉い」とたたえたのが文楽の竹本織太夫さんです。兵庫県での伯山さんの講談会にわざわざ来てくれた織太夫さんとは、12月の新宿末廣亭の公演の打ち合わせもしたそうです。再来年に大名跡「綱太夫」を継ぐ予定の織太夫さんに、名前が変わっても1日はスペシャルゲストとして寄席に出てほしいとお願いし、前向きな返事をもらいました。

さらに重藤さんから、織太夫さんが大阪の高津小学校で、毎週金曜日に5・6年生向けの文楽の授業を26年も続けていると聞いて驚きます。子どもに合うサイズの人形やお稽古部屋まであり、プロになった子もいるそうです。

「ラジオで訳分かんない妄想をずっと繰り広げてる中、織太夫さんはコツコツと子供たちに文楽を教えてるんですよ!」(伯山さん)

後援者(旦那)がうらやましい:バレンタインのチョコに重ねたぼやき

ところが、織太夫さんを支える後援者、いわゆる「旦那」がけた外れのお金持ちだと聞いたとたん、伯山さんのぼやきが止まらなくなります。ほかの落語家さんにも大きな後援者がいる話まで持ち出して「誰も俺に旦那をくれない」と嘆いたかと思えば、「妄想ということにしよう」とあわてて引っこめる場面もありました。それでも、お金があるかどうかではなく、伝統を守るために毎週コツコツ教えていることこそが美しいと、織太夫さんへの敬意はしっかり語っています。

最後は、子どものころバレンタインデーに、たくさんもらった友だちの松田くんからチョコを分けてもらった思い出に重ねて、自分はいつも分けてもらう側だと嘆きました。

「松田くんが織太夫になっただけじゃねえかよ!」(伯山さん)

勢いあまって落語家への八つ当たりまで飛び出しましたが、すぐに「ひがんじゃって、ごめんなさい」と謝っていました。

エンディング:メッセージの募集と過去の放送の聴き方

番組ではリスナーからのメッセージを募集していて、宛先は edo@tbs.co.jp です。過去の放送はラジオクラウドのほか、Apple Podcast・Spotify・Amazon Musicなどでも聴けると案内して、この回は終わりました。
続きのやりとりは、ぜひradikoのタイムフリーで聴いてみてください。

■ ひとことメモ
番組10年目という節目に、記念イベントではなく「子ども10人のミニ寄席」の話で1回が終わるのが、この番組らしいところです。
伯山の名前を継いだ講談師でも、わが子に「芸が渋い」と言われると本気であわててしまう姿がおかしく、父親としての伯山さんが見える回でした。
いっぽうで、学習指導要領に講談を入れたい、講談師を増やしたいという話からは、講談の未来を本気で考えている熱さも伝わってきます。
『荒大名の茶の湯』のあらすじ紹介もあるので、講談をあまり知らない人にも聴きやすい回だと思います。

■ この回が好きな人におすすめ
・問わず語りの神田伯山 2026年9月25日放送回の要約(台風の講談協会フェス開催と、チケットホルダーを高座から売り切った回)
・問わず語りの神田伯山 2026年10月16日放送回の要約(野末陳平さん・高田文夫さんとの3時間ランチと、演芸界デスノートの回)

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