桑田佳祐のやさしい夜遊び 2026年10月3日放送回
番組概要
『桑田佳祐のやさしい夜遊び』は、サザンオールスターズの桑田佳祐がパーソナリティを務めるJFN系列のラジオ番組で、桑田の冠番組。(引用:wikipedia)

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桑田佳祐のやさしい夜遊び 2026年10月3日放送回の要約
■ この回の聴きどころ
- 「ビートルズから教わったことを一つだけ挙げるなら?」という質問に、桑田さんが出した答え
- ジョンとポールの陰に隠れがちなジョージ・ハリスンとリンゴ・スターのすごさを、桑田さんが熱く語るパート
- 中学時代のビートルズ派とツェッペリン派の対立や、縁側でまいたスイカの種など、なつかしい思い出話
■ 番組の基本情報
・放送:TOKYO FM 土曜 23:00〜
・出演:桑田佳祐/小野ちゃん(番組スタッフ)【要確認】
・聴き逃し配信:radikoのタイムフリーで10月10日まで(エリアフリーはプレミアム会員)
(目次)
■ 内容のまとめ
オープニング:ビートルズのデビュー記念日と、ソロデビュー39年
10月5日はビートルズのデビューシングル『Love Me Do』の発売日で、今年で64年になります。その翌日の10月6日は、桑田さんのソロデビュー曲『悲しい気持ち (JUST A MAN IN LOVE)』の発売から39年の記念日です。
最新曲は、10月10日から始まる日本テレビ系ドラマ『俺たちの箱根駅伝』の主題歌に決まったことも報告されました。今夜のテーマは先週に続く「月を見上げてビートルズ特集 パート2」で、解散したあとのメンバーのソロ曲を中心に聴いていく回です。
色あせない理由と、お守り代わりのビートルズグッズ
「ビートルズが今も色あせないのはなぜ?」というメールに、桑田さんは「それが分かったらAIはいらない」と笑いながら、活動期間がわずか8年だったことに注目します。運や才能に加えて、時代が彼らを求め、ビートルズ自身も時代を変えたのだと話しました。
お気に入りのグッズを聞かれると、茅ヶ崎ライブでも着ていたビートルズTシャツの話に。ここぞというときに手にするのは、リッケンバッカーのギターや、ジョン・レノンが使っていたJ-160E、そして今回のツアーでも使ったエピフォン・カジノだそうで、持つだけで心が落ち着くと語りました。
♪ My Sweet Lord/George Harrison
曲のあとは、解散後いちばん早くヒットを飛ばしたジョージの才能をたたえ、昔は動く映像がなかなか見られず、映画館で観たバングラデシュのコンサートで初めて弾き方が分かった驚きを振り返りました。
昭和の秋の縁側:スイカの種と七輪の思い出
リスナーから届いた「昭和の秋の縁側体験」のリストをもとに、満月やコオロギの声、七輪で焼くサンマの話で盛り上がります。桑田さんは自宅のベランダで七輪を使ってみたものの、火がつかずに2回ほどでやめてしまったそうです。
借家にも縁側があったという子どものころ、スイカを食べて種を縁側から捨てていたら芽が出て、「これでもう八百屋に行かなくていい」と思ったのに、すぐなくなってしまったというほほえましいエピソードも出ました。
♪ Too Many People/Paul McCartney
ビートルズから教わったもの:夢、希望、愛と平和
「70歳になった今、ビートルズから教わったことを一つだけ挙げるなら?」という質問に、桑田さんはまず「全部」と答えます。好きなスターがいたからこそ出会えた人や友達がいる、と音楽に付いてくる文化の大きさにもふれたうえで、少し照れながら「夢、希望、愛と平和」と言葉にしました。
「自分がどんなに弱っちくてもね、なんか夢は叶うんじゃないかなって思わせてくれたのがビートルズでね。」(桑田さん)
♪ Cold Turkey/John Lennon
曲のあとは、アヴァンギャルドな方向へ進んだ当時のジョンの姿を、デビューからわずか5年ほどでまるで別人のようだったと振り返ります。リスナーからの「サビでギターが消えるのがすごい」という感想には、サビでドラムとベースだけになるのは今聴いても新しい、と共感していました。
ジョージとリンゴのすごさ:独自のスライドギターと「世界一のドラマー」
「ジョンとポールに比べて、ジョージとリンゴはあまり語られない」というメールに、桑田さんは「何言ってんの」と力説します。YouTubeで見られる初期のライブ映像では、モニターもなく歓声が響く厳しい条件なのに、演奏がとても上手いそうです。
ジョージはカントリーの影響から始まり、ブルースやソウルの要素も研究して、解散後には独自のスライドギターを作り上げました。リンゴについては、ためらいなくこう言い切りました。
「リンゴ・スターは世界で一番優秀なドラマーですよ、ロック、ポップの。」(桑田さん)
♪ Beware of Darkness/George Harrison
曲のあと桑田さんは、変わったコード進行に乗る美しいメロディーと、自由な発想のジョージのスライドギターにずっと憧れてきたと話しました。
ビートルズ派とツェッペリン派:中学時代の音楽の対立
「中3のとき、クラスにビートルズ派とシカゴ派があった」というメールから、音楽好きどうしの張り合いの話に。小野ちゃんが「僕はサザン派でした」と言うと、桑田さんがすかさずつっこみ、スタジオは笑いに包まれます。
桑田さん自身は、中学生のころ友達が持ってきた『Led Zeppelin II』に衝撃を受け、ツェッペリン派と仲良くなりたくてバンドでボーカルを試したものの、リズムがまったく取れずに断念したそうです。結局はフィル・スペクターと組んだジョン・レノンの音に惹かれ、ジョンの派にずっとついていったと話しました。
♪ Instant Karma!/John Lennon
名曲ぞろいのB面と、お得だったEP盤
「B面にも名曲がある」というメールから、桑田さんはビートルズのB面曲として、ジョンのボーカルが切ない「Yes It Is」や、邦題が「こいつ」になった「This Boy」を挙げます。小野ちゃんはレコードをひっくり返したことがないそうで、時代の差も話題になりました。
子どものころ好きだったのが、片面に2曲ずつ入った33回転のEP盤(コンパクト盤)です。アルバムが1,800円もした時代に、お小遣い300円でも手が届くお得な1枚だったと懐かしんでいました。
もしビートルズがいなかったら?:4人編成へのこだわり
「ビートルズがいなかったら、今の桑田さんは何をしていた?」という質問には「ビートルズがいることしか知らないから分からない」と苦笑い。それでも、アメリカのポップスばかりだった時代にイギリスから現れ、日本では最初は批判もされながら、それまでの常識を塗り替えていったと語りました。
男の子4人が楽器を持って歌う編成も当時は新鮮だったはずで、桑田さんは今でも4人という組み合わせが好きで、旅行や食事も4人がちょうどいいと思っているそうです。
♪ What Is Life/George Harrison
駅伝とライブの共通点:地道な毎日のルーティン
青学駅伝部の密着番組を見たリスナーから、「駅伝は派手に見えて実は地味」という監督の言葉が、ライブやレコーディングにも通じるのではというメールが届きます。桑田さんも、今はコンピューターで細かいことができるぶん、つい追求してしまうと認めました。
同じことを淡々と続け、気づいたことを手直しして、また次の日が始まる。そのルーティンはマラソンや駅伝に似ているかもしれない、と主題歌を担当するドラマにもつながる話になりました。
マッシュルームカットの思い出:日本人にはちょんまげ?
子どものころ親にマッシュルームカットにされそうになり、美容師さんに断られて別の髪型になったというリスナーの話に、桑田さんは大笑い。自分も学生時代はジョン・レノンのように髪を伸ばして真ん中で分けたかったけれど、日本人だとどうしても似合わなかったと振り返り、最後は「日本人にはちょんまげが一番」と冗談で締めました。
♪ Junk/Paul McCartney
エンディング:リンゴ・スターの名曲で締めくくり
最後は、桑田さんが世界一のドラマーと呼ぶリンゴ・スターの曲をかけながら、ビートルズがいたからこそ今の自分があると思う人はたくさんいる、と改めて敬意を語りました。いつか竹内まりやさんや杉真理さんとビートルズ談義をしたい、という夢も明かしています。来週のテーマは後日番組ホームページで発表されるとのことで、季節の変わり目の体調を気づかう言葉で番組を終えました。
♪ It Don’t Come Easy/Ringo Starr
桑田さんと小野ちゃんの軽快なやりとりは、ぜひradikoのタイムフリーで聴いてみてください。
■ ひとことメモ
先週に続くビートルズ特集の後編で、今回は解散後のソロ曲を中心に、ジョージとリンゴにもしっかり光が当たった回でした。
「ビートルズから教わったこと」を聞かれて、照れながらも「夢、希望、愛と平和」と答える桑田さんの姿が印象に残ります。
縁側のスイカの種や、ツェッペリン派に入ろうとして挫折した話など、少年時代のエピソードがたっぷり聞けるのもこの回ならではです。
ビートルズにくわしくない人でも、桑田さんの語りを通して入りやすい回だと思います。
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