佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO) 2026年10月21日放送回
番組概要
『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』(さくまのぶゆきのオールナイトニッポンゼロ)は、ニッポン放送をキーステーションに全国36局ネットで放送されているラジオ番組。2019年4月4日(3日深夜)放送開始。(引用:wikipedia)

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佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO) 2026年10月21日放送回の要約
■ この回の聴きどころ
- 1998年の就職活動で、ニッポン放送の面接に向かったはずが間違えてお台場へ。テレビ東京に受かったときは、親から「テレビ東京やめてそっち行きなさい」と言われていたという、佐久間さんが初めて明かす話
- ゲストのみなみかわさんが語る「システマ」誕生のいきさつ。オーディションで何を見せても反応がなく、最後に出したのが「僕、痛くないです」だった
- 芸人をやめかけたみなみかわさんを後押ししたのは、東野幸治さん・千原ジュニアさん・佐久間さんにDMを送った奥さんの行動だった
■ 番組の基本情報
・放送:ニッポン放送 水曜 深夜3:00〜4:30
・出演:佐久間宣行/ゲスト:みなみかわ
・聴き逃し配信:radikoのタイムフリーで10月28日まで(エリアフリーはプレミアム会員)
(目次)
■ 内容のまとめ
オープニング:録音回ならではの時系列のねじれと「ずらしの佐久間」
スペシャルウィークの今回は録音放送で、先週の生放送があった日の昼に収録されました。佐久間さんは「先週の放送をリスナーは知っているけど、佐久間は知らない」という状態を、映画『TENET テネット』にたとえて説明します。ニュースの話をしようとしても、手元にあるニュースは先週の生放送で話す予定のものばかりで、「ダメだよ、そんなの!スペシャルウィークに!」と頭を抱えていました。
話してもよさそうなニュースとして選んだのが、マイケル・ジョーダンのユニフォームが約22億円で落札された話題です。バスケをやっていた佐久間さんですが、22億円あってもジョーダンのものは買わず、バークレーかストックトンのユニフォームを買うと宣言しました。以前、千鳥の前で好きな食べ物は中華ちまき、応援している球団はオリックスと答えただけで「ずらしの佐久間」と呼ばれたそうで、本人はこう訴えていました。
「違うのよ。あの、普通にやってたらズレちゃうだけなのよ!」(佐久間さん)
1998年の就職活動:ニッポン放送の面接で、間違えてお台場へ
ジョーダンがこのユニフォームを着た1998年は、佐久間さんが留年して就職活動をしていた年です。ニッポン放送の面接を受けるはずが、間違えてお台場に行ってしまい、「違います」と言われて慌ててニッポン放送まで来たそうです(結果は3次か4次面接で不合格)。当時はバスケと演劇ばかり見ていて、能代工業の田臥選手に夢中だったとも話しました。
フジテレビには落ち、テレビ東京に受かったものの、周りからは全員に反対されたといいます。ほかのメーカーからも内定をもらっていたため、親からは、メーカーに謝りの電話を入れてあげるから「テレビ東京やめてそっち行きなさい」と言われたそうで、この話は今回初めて明かしたとのことでした。
大学の同期・西川美和監督と、駅までの帰り道
最近radikoで聴いたラジオ番組に映画監督の西川美和さんが出演していて、番組に届いたメールをきっかけに佐久間さんとの思い出を話してくれたそうです。2人は大学1年のとき、同じ広告研究会にいました。西川さんは1年の終わりごろにサークルを辞めましたが、佐久間さんも実はそのノリが苦手だったのに、1年生の会長を任されたせいで辞められず、2年の幹事までやることになったと明かしました。
西川さんがサークルを辞めると決めた日、たまたま駅まで2人で歩いて帰ったそうで、そのとき言われた「学生なんだからさ、もうちょっとロマン見たいよね」という言葉を今でも覚えていると話しました。卒業以来会っておらず、デビュー作『蛇イチゴ』や2作目『ゆれる』のすごさに、友達だと言うのはやめようと思ったとのこと。今回は西川さんがラジオで触れてくれたので、このくらいなら話してもいいかと思ったそうです。
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ゲスト・みなみかわさん登場:「危険物」から「爆弾処理班」へ
スペシャルウィークのゲストはみなみかわさんです。スケジュールの都合で、生放送になるか録音になるかギリギリまで決まらず、本人も事情がよく分からないままだったそうです。新作が発表された『トークサバイバー!』にも出演していて、大悟さんたちがとっておきのトークを出してくる中、「負けれないけど帰りたい」という気持ちだったと笑っていました。
話題は、みなみかわさんが『あちこちオードリー』で話していた「危険物取り扱い」の話へ。かつては「松竹をぶっ潰す」と爆弾を抱えた側として『ゴッドタン』に出ていたのに、今は防護服を着て爆弾を解除するような役回りが増えたといいます。佐久間さんは、世間の空気もあって誰もやす子さんと向き合わなかった時期に、みなみかわさんが『ゴッドタン』で正面から向き合ってくれたと振り返り、その収録の前に珍しくそれぞれの楽屋をノックして話し合ったという裏話も明かしました。
ともしげさんの「触れたらあかんゾーン」と、『水ダウ』の過酷ロケ
最近はともしげさんたちと向き合う場面が多いそうで、みなみかわさんは、ついあおってしまう昔の自分が残っていると話していました。ともしげさんには「絶対に触れたらあかんゾーン」があり、相方の芝さんはそれを分かっているものの、自分はまだ分からずに触れてしまうとのこと。芝さんからは「みなみかわさん、僕もう15年頑張ったんで、もういいですか?」と肩をタッチされ、自分が貧乏神を背負う形になっていると冗談まじりに話しました。事務所のベテランマネージャーから直々に「うちのともしげが」と謝られたというエピソードには、佐久間さんも驚いていました。
『水曜日のダウンタウン』でも、ルールが成り立つかギリギリの企画に入れられることが多いそうです。バリケードの企画は朝から始まって、およそ24時間続いたとのこと。去年の原付の企画は人生でいちばんしんどかったそうですが、そのあと会った春日さんからは「原付だったら俺でしょ」とうらやましがられ、「まだこの人出たいんや」と感心したと話していました。
『あちこちオードリー』で王林さんが出した、まさかの答え
佐久間さんが「あれだけ面白かった」と挙げたのが、最近の『あちこちオードリー』です。人生の岐路に悩む芸能人を、みなみかわさんが選んで呼ぶという企画で、王林さんの岐路は「港区で飲むか、青森で飲むか」。嫌がられるかと思いきや、王林さんは「川崎麻世さんがいるところならどこでもいい」と言い出し、若林さんの「じゃあどうやって別れるの?」には「フロアで踊りながら別れる」と返して、スタジオの笑いをさらったそうです。次に登場したビスケットブラザーズの原田さんは、王林さんが笑いを取りすぎたせいで、みなみかわさんにケンカを売るしかなくなったと、2人で振り返っていました。
原点と下積み:検察官志望から作家志望、そしてピーマンズスタンダードへ
ここからは、みなみかわさんの芸人人生を振り返ります。関西大学の法学部で、木村拓哉さんの『HERO』に憧れて検察官を目指していましたが、入ってすぐ司法試験は無理だと気づき、警察官を目指すことに。そのころM-1が始まり、baseよしもとの芸人を見てお笑い熱が再燃しました。特に千原兄弟さんの単独ライブ『プロペラを止めた僕の声を聞くために』のDVDで、千原ジュニアさんと作家さんがネタについて話す特典映像を見て作家に憧れ、大学4年のときに大阪の松竹芸能の養成所に入ったそうです。
ところが作家の大変さを目の当たりにして、舞台で一発笑いを取れる芸人のほうがいいと、だんだん芸人へシフトしていきます。2005年にピーマンズスタンダードを結成し、『レッドカーペット』ではレッドカーペット賞を取りましたが、そこから食べていけるまでには至りませんでした。2010年からは『世界衝撃映像社』のレギュラーとして海外ロケに出たものの、スタジオではスベり続け、その間に後輩のさらばやうしろシティがネタで評価されていくのを見ていたそうです。
システマ誕生:オーディションの最後に出した「僕、痛くないです」
周りの芸人に「あいつなんかやってるな」と思わせたくて、奥さんと2人でネット配信をしたり、いろいろな格闘技を習ったりしていたみなみかわさん。その一つが、呼吸で痛みを逃がす武術のシステマでした。『ざっくりハイタッチ』のコーナーのオーディションで、ピンネタをいくつ見せてもディレクターの反応がよくなく、最後に「もうなんか無いですか?」と聞かれて出したのが「僕、痛くないです」。ADさんに思いきり蹴ってもらい、呼吸して「痛くない」と言うと「面白いっすねそれ」と出演が決まり、本番ではジュニアさんがシステマの展開をすべて作ってくれたそうです。
佐久間さんは、シソンヌのじろうさんや、自分がオーディションをした『青春高校』でのきしたかの高野さんの例を挙げ、最後まで粘った人が面白くなると話しました。みなみかわさんもこう答えています。
「センスとか才能とかまず要らなくて、粘りなんです。」(みなみかわさん)
コンビ解散と『脱竹TV』:芸人をやめる前に言いたいことを
システマでテレビに出られる時期は長く続かず、「もう俺限界」とコンビを解散。芸人をやめようとしたとき、奥さんに「絶対やめたらあかん」と言われ、1年だけピンでやると決めます。どうせやめるなら最後に言いたいことを言おうと、ヒコロヒーさんと2人で、松竹を辞めた芸人に話を聞く配信『脱竹TV』を始めました。アーカイブを残さず言いたい放題だったこの配信を佐久間さんは見ていて、コロナ禍の『ゴッドタン』に2人を呼び、さらに「腐り芸人」にもみなみかわさんを呼ぼうと会議で提案しましたが、周りからは反対されたそうです。
「腐り芸人」で全部を捨てた日
収録前、白いシャツ姿で一言も話さず、目を閉じて深呼吸するみなみかわさんを見て、佐久間さんはただならぬ覚悟を感じたそうです。みなみかわさんは「俺ここで終わるから、ごめんなみんな」という気持ちで臨み、「何がやりたいの?」と聞かれて「松竹潰したいんです」と答えたところ、劇団ひとりさんが笑ってくれて「いいんだ!」と思えたと振り返りました。芸歴18年でやっと全部を捨てられたというこの日が、ターニングポイントだったそうです。
「だからテレビ出る時に、なんか、なんか結果残したろうと思ったらダメなんですよ。」(みなみかわさん)
先輩から止められたことはなかったのかというリスナーからのメールには、TKOの木本さんには「線踏み間違えんなよ」、クロちゃんには「大事な時だから、ちゃんとやりなよ」と言われたと回答。それでも「俺はもう何もないんで」と返して、クロちゃんをあきれさせたそうです。
奥さんの覚醒:3人へのDMと「3本の矢」
『ゴッドタン』や『向上委員会』で跳ねても、なかなか仕事は増えません。その様子を見ていた、佐久間さんいわく「現社長」の奥さんが、ついに動き出します。寝室でしくしく泣いて戻ってくると金髪になっていて、アカウントを立ち上げ、『あらびき団』の東野幸治さん、『ざっくりハイタッチ』のジュニアさん、『ゴッドタン』の佐久間さんに次々とDMを送ったそうです。佐久間さんあてのDMには「まだまだみなみかわは頑張れる男です」とあり、「つきましては『NOBROCK TV』」と具体的なお願いまで書かれていたと、佐久間さんが紹介しました。
みなみかわさんは周りから「3本の矢がいる」と言われていたそうで、自分の場合はシステマ、事務所の悪口、そして妻のDMの3本だと話します。佐久間さんも、1本で売れるのはM-1くらいで、しんいちさんもR-1、ドッキリ、悪口の3つがそろっていると同意しました。2本しかなかったところに急に奥さんが踊り出て「ここで1本立ってくれた!」と、うれしかったそうです。
2人のやりとりの細かいニュアンスは、ぜひradikoのタイムフリーで聴いてみてください。
■ ひとことメモ
前半は、録音回ならではの時系列のねじれに佐久間さんが振り回されつつ、就職活動や西川美和監督との大学時代など、初めて話すという思い出がいくつも出てくる回でした。
後半は、みなみかわさんの18年分の下積みを、佐久間さんが当時の現場の記憶とあわせて聞いていく流れで、一人の芸人の歩みとしてじっくり楽しめます。
最近のテレビでみなみかわさんを知った人や、『ゴッドタン』の「腐り芸人」を覚えている人におすすめです。
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