アフター6ジャンクション2 2026年9月22日放送回
番組概要
『アフター6ジャンクション2』は、TBSラジオで放送されている生ワイド番組。2007年4月7日から2018年3月31日まで毎週土曜日に放送されていた『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』からパーソナリティ(RHYMESTERの宇多丸)や一部の企画などを引き継いでいて、2018年4月2日から2023年9月29日までは『アフター6ジャンクション』、2023年10月2日から『アフター6ジャンクション2』というタイトルで編成されている。(引用:wikipedia)

■ 全体要約
2026年9月22日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション2』。オープニングでは台風の注意喚起やシルバーウィークの過ごし方に触れつつ、鈴木直雄氏の著作『捨てた紙、捨てられない紙』をきっかけに、急速に失われつつある紙の印刷技術や用紙の多様性、日常の印刷物のアーカイブの重要性について語り合いました。特集コーナー「BEYOND THE CULTURE」では、渋谷区立松濤美術館で開催中の展覧会『路上、お邪魔ですか?』を記念し、学芸員の木原天彦さんをゲストに迎えて「路上観察学会」創設40年の歩みとその遺伝子を特集。赤瀬川原平氏らの路上観察学会の精神や、鈴木康広氏、GROUP、銭湯山車巡行部ら現代の作家による路上・都市空間への批評的な視線と展示の見どころを解説しました。
オープニング&紙文化・印刷技術の危機とアーカイブの重要性
連休中の台風被害や日比アナの取材報告からスタート。前日のトークイベント『捨てた紙、捨てられない紙』にまつわるリスナーからのメールをきっかけに、単色印刷や和紙などの伝統技術や紙の種類の衰退、日常のチラシや包装紙を意図してアーカイブすることの重要性について議論が深まりました。
特集:路上観察学会創設40周年とその遺伝子(ゲスト:木原天彦)
渋谷区立松濤美術館の学芸員・木原天彦さんを招き、展覧会『路上、お邪魔ですか?』の開催背景と、1980年代に赤瀬川原平や藤森照信らによって結成された「路上観察学会」の歴史的背景や批評的スタンスを紐解きました。
展覧会『路上、お邪魔ですか?』の注目現代展示と見どころ
松濤美術館で開催中の展覧会から、現代作家による注目の3作品(鈴木康広、GROUP、銭湯山車巡行部)を木原学芸員が詳しく紹介。変化の激しい渋谷の街と路上空間のあり方を多角的に問い直します。
- 鈴木康広『遊具の透視法』:公園から撤去が進む回転遊具「グローブジャングル」をモチーフに、子どもの遊び場と管理社会を批評
- 建築家コレクティブGROUP『No Sleep City / 眠らない都市』:路上生活者や夜の都市空間の排除・共存を問う問題提起的な都市計画案
- 銭湯山車巡行部『銭湯山車』:廃業した銭湯の廃材で山車を作り、街を巡行して弔いと記憶の継承を行うプロジェクト
- 展覧会図録があえて新聞形式で作られている意図(路上性・消耗品としての脆さの表現)
エンディング&次回予告(でか美ちゃん・朝井リョウによるハロプロ特集)
放送の締めくくりとして、来週火曜日のパートナー変更(でか美ちゃん)と、朝井リョウ氏らを迎えたハロプロ楽曲特集の予告が行われました。
■ 全体要約
TBSラジオ『アフター6ジャンクション2』の放送回。オープニングではリスナーからのメールをきっかけに「トマソン」や路上観察、街の移り変わりの記録や無意識のアートについて宇多丸と日比麻音子が語り合う。カルチャーワンショットのコーナーでは映像ディレクターの上出遼平を迎え、Amazon Audibleで配信中のポッドキャスト『アンカバー 新章 未解決事件現地調査 シーズン2』で取り上げる「田園調布資産家殺人事件」の捜査や公判における不審点(検察官による法廷証言のみを有罪根拠とする異例の判決、秘密の暴露の矛盾など)について掘り下げる。後半の「オー・マイ・リトル師匠」コーナーでは、あくびを我慢するテクニックや何でも気前よく譲ってくれた友人の兄のエピソードを紹介。エンディングでは映画アーカイブ問題を扱う次回予告などを届ける。
オープニング:街の記録と無意識のアート「トマソン」をめぐって
赤瀬川原平の路上観察学会や「トマソン」を愛好するリスナーからのメールを紹介し、建物や看板など街の風景を記録し残す意義について語り合う。古物商「遺物」で扱われる子どもの書きかけの絵などの無意識の芸術や、再開発が進む赤坂や渋谷の街並みの変化、生花・道端の植物の生命力などに話が広がる。
シネマに恋をして – 青の波
カルチャーワンショット:『アンカバー 新章』シーズン2「田園調布資産家殺人事件」現地調査
映像ディレクターの上出遼平が出演。Amazon Audibleで独占配信中のポッドキャスト『アンカバー 新章 未解決事件現地調査 シーズン2』の最新回で扱っている「田園調布資産家殺人事件」を特集。服役を終えた後も冤罪を訴え続ける折山敏夫さんの事件を巡り、客観的証拠の乏しさや検察官の証言による異例の有罪認定、遺体特定や「秘密の暴露」における矛盾、長期勾留の問題点などを徹底検証する。
- 1985年の逮捕から懲役20年服役後も再審請求を続ける折山敏夫さんの事件を取材
- 犯行を否認し続けていた折山さんに対し、担当検事が「法廷で泣いて認めた」と証言したことが主たる有罪証拠となった異例の審理過程を指摘
- 発見された遺体の歯型データや死亡推定時期の不自然な変更、逮捕前すでに警察が把握していた場所への「秘密の暴露」の信憑性に疑問を呈する
- 100日以上にわたる代用監獄勾留や家族との面会遮断など、人権および日本の司法構造が抱える根深い問題を浮き彫りにする
新概念提唱型投稿コーナー「オー・マイ・リトル師匠」
心の中で勝手に師匠と仰いでいる人物のエピソードを募集するコーナー。厳粛な場で「上唇をなめるとあくびが止まる」と教わったリスナーの投稿から、日比アナウンサーが生放送やテレビ収録であくびをごまかすための独自テクニック(視線の工夫や感嘆の声によるカムフラージュ)を赤裸々に告白。続いて「何でも持っていけ」と気前よく本や服をくれた友人の兄のエピソードで盛り上がる。
エンディング:映画アーカイブ特集予告&明日の楽しみなこと
翌日の祝日(秋分の日)に予定されている映画ライター村山章を迎えた「映画の多様性を未来に残すデジタル時代の映画アーカイブ特集」や映画『渚のダイアリー』の深田晃司監督インタビューなどの企画を案内。リスナーから届いた翌日の予定を紹介して番組を締めくくる。

